好きなら好きと言えますように

出会ってしまった君は太陽!

スーパーマンは健在していた

 

遡ること、1年。

 

2019年3月31日。

 

この日、わたしがジャニーズJr.で初めて好きになった人が事務所を退所した。

 

 

そして、そこから更に遡ること4ヶ月。

 

2018年11月30日。

 

この日、そんな彼が所属するグループのメンバー全員の退所が発表された。

 

 

そしてそして、更に更にそこから遡ること6年半。

 

2012年4月。

 

わたしは安井謙太郎という人を好きになった。

 

今から考えると8年前。

 

 

以下、Love-tuneの歴史を振り返るので、

もう過去を思い出したくない!という方は

このまま立ち去ることをオススメします。

 

 

 

 

 

 

元々、キスマイの北山くんが好きで、

2012年の春に参戦したKis-My-MINTツアー。

 

いつも北山くんの近くで、ちょこちょこしてるJr.がいた。

ちっちゃい北山くんと同じぐらいちっちゃい安井くん。

 

キスマイのstrawberry danceという曲で、

「でも隣にいつも安井〜」

って、北山くんが替え歌してニコニコ顔を見合わせていたのが印象的。

 

 

このときのライブを境に、私は安井くんを目で追うことが増えた。

 

キスマイのデビューを知らせに来た安井くん。

キスマイのスノド魂では、手の振りを教えてくれた安井くん。

何かとキスマイとの関わりが多かった。

 

北山くんとの仲良しエピソードも大好きだった。

 

 

キスマイのバックにつかなくなってからは、

Jr.の番組でMCをしてたり、少クラのコーナーのMCをしてたり、安井くんのMCが北山くんにそっくりで。

ポスト北山、なんて思ってた時期もあった。

 

 

安井くんの発した言葉の中で、

特に印象深いのが2つあります。

 

ひとつ目は、

「ジャニーズって、画面で見てキラキラしてて楽しそうでラクそうでっていうイメージでいいと思う。俺にプライドがあるとしたら、見せない事。」

 

そうやって見られてることが嬉しい、と言っていた。

 

その言葉を隣で聞いてたのが当時まだ同じグループじゃない顕嵐くんだったんだよなぁ…

 

 

そう言う安井くんの背中に、何人のJr.が憧れて何を思うんだろうって、すごく思った。

 

 

そして、もうひとつ。

 

2017年春に行われたJr.祭りにて。

たまアリのデジチケ事件があったあの日に言った、

「こんなライブなかなかなくねぇ!?」

って言葉。

 

私はまさにその公演に入ってて、

まさにチケットが上手く発券できなくて、

外で何十分も待たされて。

 

友だちとバラバラの席になっちゃったけど

何とか中には入れて、

やっとライブが始まったと思ったとき、安井くんがそう言った。

 

「なかなかなくねぇ!?」って。

 

大勢いるJr.の中で、たった1人、先頭に立って、ずっと場を繋いで、「こんなライブなかなかなくねぇ!?」って言った。

 

なんか…この人が今のジャニーズJr.をつくってるんだな、って大袈裟かもしれないけど思った。

大袈裟かもしれないけど、そう思うぐらいのことを、当時安井くんはたった1人でやっていた。

 

 

 

2016年3月、

ずっとずっと無所属だった安井くんが、

ずっと熱望していたグループを手に入れた。

Love-tuneのメンバーになった。

最初4人だったのが7人に増えて、

ずっと1人で頑張ってた安井くんが、グループを組んで、仲間ができて、楽しそうに歌ってて、すごい嬉しかった。

 

 

Love-tuneの真ん中で、メインボーカルとして立ってる安井くん、かっこよかった。

ちっちゃいから(周りが大きいから、とも言う)、真ん中が似合うんだよね。

 

Love-tuneでオリジナル曲も何曲かもらえて、

単独ライブとかもやって、

メンバーの中には主演舞台をする人もいて、

Love-tuneすごいじゃん!

ノリに乗ってるじゃん!

ってしょーじき、おもってました。

 

周りからも、

次デビューするならぜったいらぶだよね!

って、いっぱい言われてたし、

しょーじき、わたしもそう思ってた。

 

それなのに。

2018年、「superman」を歌ったのを最後に、少クラに出なくなった。

雑誌に載ってるページ数が減った。

ブログの連載をやらせてもらえなかった。

YouTubeのチャンネルもなかった。

 

他のJr.グループが次々と新しいことをしていく中、Love-tuneは何一つとしてやらせてもらえなかった。

 

毎月、ドル誌の掲載ページを数えては絶望し、

毎週、少クラを録画してもいなくて絶望し。

 

 

次デビューするなららぶだよね!

から、

らぶ大丈夫?自然消滅じゃない?

になった。

半年で。

いや、半年も無かったよね。この間に。

 

本気で、そんな状態が何ヶ月も続いて、

雑誌をわざわざ見ることも

少クラを期待することもなくなった。

 

7人の未来に勝手に不安を抱きながら

過ごしていた2018年。

 

そんな中迎えた11月30日。

Love-tune全員の退所日が発表された。

なんか、この日は逆に涙も出なかった。

 

あ、そう。そうなんだ。

そういうことするんだ。へぇ〜。

 

っていう謎に上から目線な感情。笑

 

そして、その発表があった数日後に観に行った

ニートニートニート」。

安井くんの姿を見て泣き、

オープニングで流れたcallで泣き、

レンチがかっこよくて泣き。

 

安井くんが扮するレンチがね、劇中でいうセリフに

「貧乏でも、笑ってろ」っていうのがあって。

なんかそのセリフが今の安井くんの境遇に重なってしまってすごく泣けた。

 

 

そして映画が終わった後も、ずーっと泣いてた。

 

…という思い出があります。笑

 

退所するから、って円盤化は完全に諦めてたのに、ニート3の公式さんが諦めないでくれた。

心の底から感謝してます。

 

 

退所の発表があってからというものの、

安井くんがやってた仕事はらじらー!だけ。

そんならじらーも最終回を迎え。

迎えてしまった2019年3月31日。

 

安井くんは、11年8ヶ月のジャニーズ人生を閉じました。

 

でもこの日、安井くん以外の6人が一緒にいるサプライズもあったんだよね。

 

 

 

 

 

そして2019年5月22日。

今まで6人で活動していた安井くん以外のメンバーたちが、YouTubeでの緊急生配信。

その中で流れたPVの最後に、

いた。

 

私の大好きな小さい人。

 

 

退所した人間がすぐメディアに戻ってくるのは難しいと思ってたから仮に何か動きがあるのだとしても、もっと気長に待つつもりだった。

 

それがなんと、2ヶ月経たずして、

Love-tuneが「7ORDER」っていう新しい名前を背負って再結成したのは本当に奇跡だと思う。

 

そこから舞台やって、

バラエティ番組やって、

なんと今年の3月にはCDも出して。

 

 

本当に、奇跡のグループだなって思います。

 

 

正直、退所した直後は、

すっごい推されてるSixTONESとかSnowManとか、Travis Japanとか観て、

どうしてこの中にLove-tuneはいないんだろう。

今のJr.があるのは確実に安井くんのおかげなのに。

って僻んだこともあった。

めちゃくちゃあった。

復活した8時だJで踊ってるスノストトラを見て、めちゃくちゃ泣いた日もあった。

 

 

でも、過去を振り返ってる暇もないぐらい、

7人は未来に向かって走り続けてたから、

今の私は今のJr.のことも、デビューしたスノストのことも、素直に応援してます。

 

 

 

なんだかダラダラと、まとまりのない文章になってきてしまってますが。

 

安井くんを好きになって、

1年あれば、良い方向にも悪い方向にもいくらでも状況が変わるんだってことを知りました。

 

1年前、絶望でいっぱいで、

だからこの事務所が嫌いなんだ!!!!

と喚き散らしていた私に伝えたい。

 

1年後には、想像もしてなかった未来が待ってるよ、って。

私が大好きな7人を、信じてて大丈夫だよ、って。

 

 

あの日から1年。

いまだに事務所のことは許してませんが、

(こんな案件一生許すわけねーだろ)

スーパーマンたちは健在です。