「みんなでやりたいよ。でも俺が言ってもどうせ空回りするだけやから。あぁ重岡がまた言ってるわって思われるだけやからさ。」
WESTV!のツアーが終わって、重岡くんはラジオでそんなことを言った。2019年の4月のこと。
珍しく自虐的でちょっと寂しそうだった。
一緒にラジオをやってた神ちゃんは「そんなことないよ。」と優しく否定してくれた。
まさか、ほんとに、やるとは思わないじゃん。
いや思わないじゃん、て全否定するほど不可能な話ではないし、それはそうだけどさ、ほんとにやるとは思わなかった。少なくともわたしは。
だから、すっごく嬉しかった。
「間違っちゃいない」を7人で歌ってくれることが単純に嬉しかったし、何より、重岡くんの夢が叶ったことが嬉しかった。
松竹座で初披露した時にさぁ。
真ん中でしげがピアノ弾いてそれを他の6人が囲んで、しげ、めっちゃ幸せそうな顔してた。
望がずっとしげの方を向いて、気持ちをガンガンに込めてたのも印象的だった。
この曲は、しげの色んな想いが詰まりすぎてるから「あの頃俺間違っちゃいなかったよな?」っていう問いかけに、「間違っちゃいないよ」「間違ってもいいんだよ」と、答えをくれる人が6人もいるんだなぁ、みたいなことを、ずっと考えていた
重岡くん、ああ見えて自分の素とか考えてることとかそれこそ辛かったこととか、全然見せないタイプだから、こちら側からすると、いつ、どんなときにどんなことを考えて苦しんでいたのか、全然分かんないけど、
こうして今、ジャニーズWESTのメンバーが、重岡くんの過去を全部肯定してくれたみたいに思えて、その真ん中で幸せそうに笑う重岡くんがいて、とんでもなく素敵な未来にたどり着いてしまったな、と思った。
「へこんだとき、引き上げてくれるのは未来の自分」
って、昔重岡くんが言ってた言葉だけど、その言葉をこの「間違っちゃいない。」という曲を通して体現してくれるような、そんな気がする。
どうか。この先の重岡くんの未来が明るいものでありますように。
重岡くん28歳のお誕生日おめでとう!